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コラム

3Dシミュレーション解説(わびさびの心編)

2020年1月23日

第1段3Dシミュレーション解説(スタンダード編)に続き、
今回は、第2段3Dシミュレーション解説(わびさびの心編)について解説いたします。

ペルソナ

・お住まいはご夫婦のみ、あるいは二世帯
・60代~70代のご夫婦用
・お子さまは既に社会人

ポイント

① ひとりで広々、贅沢「思考空間」

今回のプランもスタンダードプラン同様、一般的に普及しているシステムバスの大きさ(1624サイズ(160cm×240cm))です。今回のペルソナはおひとりで入ることを想定しております。ゆったりと心を落ち着かせて頭の中を整理したり深く考えるための最適な空間をつくるため、カウンターをなくし棚をニッチ仕上げにすることで、すっきりとしたクリアな空間に仕立てました。
カウンターとニッチ収納の有無を選べるのは、一般的なシステムバスにはないバンクチュールの特徴で、選択の幅が広がりお風呂づくりが楽しくなるポイントです。

② 非日常を感じる「石貼り浴槽」「檜浴槽」

お家にいながら「石貼り浴槽」に浸かっていると、日常に非日常を感じることができます。見た目は少し冷たく厳かなイメージになりますが、お湯をはり湯気に包まれた中では、見た目以上の温かさを感じることができます。
また、浴槽を「檜浴槽」にすれば、また違った魅力を放ちます。檜の良い薫りに包まれながらの入浴は、すばらしいヒーリング効果を生み出します。

③ 小さく切り取る風情

今回のプランでは、あえてドア横の壁もガラス張り(FIX)にはせず、窓も浴槽に浸かっている時の目線の高さにしています。これは、ある程度閉鎖された籠るような空間である方が、リラックスして考え事ができるのではと思い仕立てました。
また、小さく窓で切り取られた風景が季節によって変化をしていく様を見ながらお湯に浸かるのは最高の贅沢ではないでしょうか。

④ カラダ温まる滝行

天井に埋め込んであるオーバーヘッドシャワーは1度体感すると欲しくなる機能の一つです。ハンドシャワーでシャンプーなどの泡を落とす用途とは異なり、オーバーヘッドシャワーはカラダを温めるために使用できるのが大きな魅力です。
冬の早朝は特にハンドシャワーだけでは寒さを感じる方も少なくないのではないでしょうか。オーバーヘッドシャワーでは、頭の頂点から全身にお湯が降り注ぐため、お湯を張らなくても湯船に入っているような温もりを感じることができます。その様は、滝行のようにも見えますが、とても温かいのです。

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