COLUMN

コラム

3Dシミュレーション解説(スタンダード編)

2020年1月23日

お風呂をオーダーメイドで仕立てる場合、重要になってくるのが「どのように過ごしたいか?」だと我々は考えています。バンクチュールでは、お客さまに過ごし方をイメージして頂くために3Dシミュレーション機能をご用意しております。
現状6つのバスルームプランを元にしてシミュレーションできるようになっており、それぞれのプランを選択すると、まずバンクチュールのプランナーがペルソナ(仮想のお施主さま)を想定してコーディネートした空間が表示されます。そこから、お客さま各々の過ごし方に合わせてカスタマイズできるようになっています。

今回は、「スタンダード」プランについて、どのようにプランニングされているのかを解説いたします。

ペルソナ

・家族4人暮らしのご家庭
・30代~40代のご夫婦
・小さなお子さま2人

ポイント

① 建築会社も取り扱いしやすい浴室のサイズ

一般的に普及しているシステムバスのサイズは、こちらの1620(160cm×200cm)サイズです。。戸建て住宅や、マンションで採用されているケースが高いため、新築時はもちろんですが、リフォーム時にお風呂を入れ替える際にも選択される方が多いプランとなっております。

② 解放感のある空間を生み出す「ガラス窓」

洗面室と浴室を隔てる壁とドアがガラス張りになっております。また、浴室内にある窓の開口部を大きくすることで、一般的なサイズの浴室であることを感じさせないくらいの解放感を感じることができます。
バンクチュールでは、浴室を箱として捉えるのではなく、繋がりのある空間であることを意識しているため、このような仕様にすることも可能になっております。

③ 間接照明でリラックス効果

お風呂場ではあまり用いられない間接照明ですが、バンクチュールでは多くのお客さまにご採用いただいております。間接照明の良い点は、光源を直接見ることがないので雰囲気づくりに優れており、ダウンライトを消し間接照明だけにすると、とても落ち着いた空間が演出できますのでお勧めです。
また、間接照明が洗面室と連なっていることをお気づきになられたでしょうか。バンクチュールでは浴室のプランニングをする際に、洗面室のプランニングに関しても建築会社さまと綿密な打ち合わせを行っています。そのため、タイルの貼り方、タイルの目地、間接照明に至るまでシームレスな繋がりをつくることが可能なのです。

④ 温浴しながら森林浴

大きな開口をとった窓から見える景色は森。温浴をしながら窓を開けて森林浴も楽しむことができます。これまで、住宅の中におけるお風呂の位置付けは優先順位が低く、家の隅っこに設置されているケースが多かったですが、近年はお風呂からの眺めに気を配り、良い景色が見える場所に設置するケースが増えてきております。
住宅を考える上で、お風呂のことを考える優先順位が上がってきているのは、お風呂が「使う空間から過ごす空間」として捉えられていることを証明しております。

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