COLUMN
コラム
商品紹介 vol.5 鏡・カウンターについて
バンクチュールのクチュールとはフランス語のオートクチュールのから語源を得ています。
BAIN=お風呂（仏） 発音：バン COUTURE＝高級な仕立て（仏）発音：クチュール
その名の通り、そこに暮らす方に寄り添った実用性とデザインを兼ね揃えた浴室をご提案いたします。
そんなバンクチュールの浴室の中で今回フォーカスするのは「カウンターと鏡」です。
双方ともにこだわって計画することで、より実用的にも意匠的にもなり、浴室での時間を変化させるものといえるでしょう。
▶鏡を使った演出
●空間の広がり
日々の美容や身体のメンテナンスの為の役割はもちろんのこと、
浴室の鏡は空間をより広く見せて、明るく感じさせる効果があります。
たとえば小さなサイズの浴室でも、鏡を効果的に配置することで、その空間を広げる演出が可能です。
また、バンクチュールの鏡は防汚フィルムが標準設定されており、汚れがつきにくく掃除しやすい仕様となっています。
このような鏡が美しく光を反射することで、より明るく清潔感のある雰囲気を作り出すことができます。
窓と対面する位置にワイドミラーを採用した事例。
鏡に映りこむ窓外の景色が浴室内に奥行きを作り出し、広がりを感じさせます。
こちらは浴室の角で窓と合流するように鏡を配置した事例です。
シャワー水栓も角に設置することで体を洗いながら鏡に映る顔を確認したり、窓外の景色も楽しめるような、レイアウトにこだわられたプランです。
●鏡の形状による印象
鏡は単なる姿を映し出す道具にとどまらず、その形状によっても空間に深い影響を与えます。
まず、四角形の鏡はシンプルでクラシカルな印象を与えます。
直線的なフォルムは空間を整え、シンプルながらも洗練された雰囲気を演出します。
一方、円形や楕円形の鏡は柔らかく温かみのある雰囲気を醸し出します。
角のない曲線的なフォルムは、空間に柔らかなアクセントを加え、視覚的な魅力を与えます。
また鏡を細長くすることによってシャープでスタイリッシュな印象に、大きな鏡はダイナミックでゴージャスな印象となります。
鏡の周囲にモザイクタイルを配置することによって浴室内のアクセントにも変わるよう作り込むこともできます。
バンクチュールはこのように空間の印象を変える鏡の形や大きさをミリ単位で調整することが可能です。
※サイズや取付条件により、対応できない場合があります。
立ってシャワーを浴びる時、ちょうど顔が覗き込めるような位置に鏡を配置した事例。
控えめな存在感ですが、しっかりと鏡の役割を果たしております。
鏡の上下にモザイクタイル、さらにその上部にはニッチ収納を採用した事例。
空間全体のアクセントとしてキラリとひかり、体を洗う時には座るとちょうどよい位置にあるよう設計しました。
▶︎ カウンターとは
●浴室のカウンターの役割とは？
古くから日本人にとって浴室は身体を清めるだけでなく心を落ち着かせる場所としても位置づけられています。
そのような習慣や文化から日本人は座って身体を洗ってきました。
その際に湯桶や、シャンプー等を置く役割を果たすのがカウンターであり、日本の浴室にはカウンターがついていることが多くみうけられます。
昨今、清掃性・浴室の使用方法の変化に伴いカウンターを希望されない方も増えてきました。
勿論、バンクチュールではお客様のご希望に合わせてカウンターをなくし、スタイリッシュな空間にすることも可能ですが、浴室内での過ごしかたや居心地の観点からカウンターの高さや天板の巾を変えベンチ仕様にする事もご提案しております。
●バンクチュールのカウンター
一般的に樹脂製ウンターが多くみられますが、バンチュールのカウンターはタイル・人工大理石で作られています。
浴室内のタイルと同じ素材を使用することにより、統一感が生まれます。
また、人工大理石を使用した天板は清掃性が良く、長期間美しさを保ちながら使用できる点がポイントです。
▶浴室内の過ごし方の変化
ベンチカウンターを取り入れることによって入浴中やシャワーを浴びる際、立ちっぱなしの疲労や不安定さを解消し、
安定した姿勢を保ちながら体を洗うことができるほか、サウナを併設した浴室やのんびりとしたバスタイムを過ごすためにベンチカウンターで
身体の火照りを抑えながら窓の外をゆっくりと眺めリフレッシュやリセットをすることもできます。
このような工夫により、浴室は特別な場所となります。
L字型のレイアウトのバスルーム。
Lの奥側にシャワーブースを設け、シャワーからバスタブへの動線にベンチを設けました。
シャワーを浴びてゆっくりとくつろいだり、熱いお風呂に入った後座って体を冷ましたりすることができます。
ベンチに座って窓の外を眺められる事例。
浴室のどこにいても外を眺めることができるよう計画しております。ベンチに座ってシャワーを浴びながら外を見ることも可能です。
バスタブの上にはお風呂に設置することができるセラミック製のアートピースも採用しております。
今回は鏡とカウンターの紹介させていただきました。
浴室の中で何気なく目にしている物ですが、少し変化を加えることにより浴室内の空間もそこで過ごす時間も今までとは違ったものになります。
バンクチュールのショールームでは複数のサイズ・イメージの違った浴室空間を実際に体感していただけます。
是非ショールームにお越しいただき、ご自身にぴったりな空間づくりをお手伝いさせてください。
関連記事
TOP