COLUMN
コラム
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「リビングのようにくつろげるバスルーム」を実現するためには照明や天井の高さなど、空間の印象に対して天井が担う要素は大きいです。
浴室は非居室ですが「くつろぎ」という観点からなるべく高い天井高を確保できると開放感のあるバスルームとなるでしょう。
居室の天井高は2M10cm(勾配がある場合は平均値)以上と定められています。
天井の高さの印象は天井の色味でも変わってきます。白い天井は開放感を、逆に黒い天井にした場合は空間が引き締まり「自分だけの空間」
のような特別な空間を演出できます。
また、照明器具や換気扇の取り付け等、天井は空間に大きな印象を与える要素の一つです。
タイルやシャワーをこだわって選んでいくように、天井も作りたい空間の雰囲気に合わせて検討することで、より理想の過ごし方が出来ます。
ラグジュアリーなバスルームに必要不可欠な天井のデザイン。
今回はそんな「天井」の仕上げについてフォーカスしていきたいと思います。
バンクチュールは、バスルームの天井仕上げに通常アルミ複合板を使用しています。
バンクチュールの高級感を損なわない艶のあるホワイト素材です。
アルミ複合板は軽量で耐久性が高く、バスルームの天井にぴったりな素材です。
このままでも十分バンクチュールのバスルームにふさわしい素材ですが、さらにワンランク上質な空間を作るための選択肢の一つとして
水廻り専用のフィルムで仕上げる方法があります。
水に強く、カビの繁殖を抑え、耐衝撃性、耐久性に優れる素材です。
手入れがしやすいというメリットの他、柄についても木目(オークやタモ、ウォールナットなど)
石目模様、テキスタイルや暖色~寒色系のホワイト、質感も艶やマットまで様々です。
ホワイト、またはグレー、ブラックを選ぶ場合は天井に取り付ける必要のある換気扇、ダウンライト等の色味も合わせてコーディネートができます。
※ご注意 グレーに関しては浴室暖房換気乾燥機のラインナップが無く、換気扇のみのお取扱いとなります。
お気に入りのタイルで仕上げたバスルームはそれだけでも上質な空間です。
そんな中、天井の仕上げは見落としがちな部分ではないでしょうか。
天井の仕上げで更にワンランク上の高級なバスルームを創り出すことができます。
アルミ複合板のホワイトの仕上げは通常の場合は艶のある素材感です。
もしバスルームのタイルをマットな質感でコーディネートしているならば
天井もマットな質感で合わせることで空間が調和し、隣室との一体感も演出できます。
バスタブに浸かったときに天井の仕上げは意外にも視界に入り、面積も大きい部分です。
また、天井の仕上げの質感をバスルームの隣室にも貼り伸ばすことで、より一層空間に広がりが出て更なる開放感が生まれます。
浴槽の木目に合わせ、天井も木目柄でコーディネートした事例です。
統一感が出たことにより上質な空間となっています。
隣室の天井の仕上げと揃えた事例です。
天井高、タイル割も隣室と合わせ、シームレスな空間となっています。
ブラックで統一したバスルームの事例です。
重厚感のある空間となり、特別な隠れ家のような雰囲気に仕上がっています。
こちらもブラックで統一したバスルームの事例です。
全体をダークカラーで合わせることで窓外の海の景色が鮮やかに浮かび上がります。
水廻り用のフィルムの仕上げの他に、天然の木で仕上げることも可能です。
(水や湿気、菌に強いヒノキやヒバを選べます。)
天然素材ならではの香りや質感があり、ドアを開けると天然のヒノキの香りに迎えられる毎日はバスタイムの楽しみの一つとなります。
一方で水回り用フィルムであれば、上質な質感と浴室のお手入れのしやすさが両立されます。
お客様のライフスタイルに合わせて適切な素材は変わりますので、お掃除を重視したい方にはフィルム、
素材感を楽しみたい方には天然の木素材をバンクチュールとしてはおすすめしております。
今回は天井の仕上げについて紹介させていただきました。
天井のしつらえで空間の印象が大きく変わります。
新しいバスライフを過ごすために天井も美しくコーディネートするのはいかがでしょうか。
バンクチュールのショールームでは実際のシステムバスをご覧いただくことができます。
写真ではわからない色味や素材感、実際に空間に入った時の居心地などを体験できます。
是非ショールームにお越しいただき、バスタイムでの過ごし方の想像を膨らませてみてください。