COLUMN

コラム

サスティナビリティをタイルから考える

地球温暖化や自然災害の増加により、自然環境への配慮が注目されている昨今。
日本でも7月より買い物袋の有料化が始まるなど、環境に対する試みが始まりました。

BAINCOUTUREでは何ができるか。
お風呂を作る工程にサスティナビリティに貢献できる部分、またはできている部分を考えてみました。

BAINCOUTUREでは、お風呂の壁の素材にタイルを使用しています。
土から作られるタイルはプラスチック素材に比べ、持続可能な素材と言えます。

そこで、今回のコラムでは建築資材の輸入販売会社のリビエラ株式会社に
仕入れ先の一つであるMIRAGE®(ミラージュ)が以前より行ってきたサスティナビリティ活動についてお話を伺いました。
イタリアのタイルメーカーであるMIRAGE®では以前より
環境に配慮した持続可能な活動をしていましたが、
近年になってからサスティナビリティ活動に意識を向ける企業も増えたため、
#IAMREADYというハッシュタグで様々な活動の紹介を始めています。

画像提供:MIRAGE®

MIRAGE®は「有害な商品が地球環境を悪化させていく、
商品が環境を悪くする可能性を持つ」という認識を強く持っています。
我々人類は普段1日の90%を室内で過ごしていると言われていますが、
実は、私たちが暮らす室内は屋外と比べると500%汚染された環境になっているのです。
家具やフローリングは、有害な物質を含んだ素材が使用されている可能性があり、
もしも有害物質が含まれていた場合、換気や床暖房などの熱で有害な物質が室内中に発散します。
そういった有害な物質は自然環境への影響はもちろん、人体への様々な病気に繋がります。
そうした問題の解決のため、MIRAGE®は下記の様な有害物質を含まない商品を作っています。

フローリングの表面加工に用いられるようなフタル酸ジプチル、
一部の天然石に含まれる放射性物質、
家具の塗装に入っている鉛、
発がん性物質の含まれる塗料等

MIRAGE®は元々そういった有害な物質に着目し、
下記の4つの企業理念に則った取り組みをしています。
①二酸化炭素の排出量を減らす
②より安全な持続可能な製品を開発する
③働く環境に着目する
④誠実性、透明性のある仕事をする

画像提供:MIRAGE®

では、MIRAGE®では実際に何をしているのでしょうか?
具体的な例を交えて紹介します。

まず、水の消費量について。
タイルを作成する上で使用する水は100%再利用しています。
3年間で-8.5%の削減を実現しました。

画像提供:MIRAGE®

次に原料について。
原料の土は98%再利用しており、
2年間で-1648t無駄な原料を削減しました。
これは全体の15%に上ります。

画像提供:MIRAGE®

タイルの原料は砂や土を固めているものなので、
製造過程でヒビ割れや欠け、様々な不良が発生してしまいます。
そういった不良品は全て砕いて再利用しています。

上記の方法で、商品を作る過程の中で32%原料のリサイクルをしています。
そうしてリサイクルされた原料はMIRAGE®が製品として作り上げるタイルのうち8%も含まれているのです。

画像提供:MIRAGE®

次にパッケージに使用する資源について。
プラスチックは386tをリサイクルしています。
また、1592tの再生紙を使用しています。数字が大きくてわかりにくいのですが、
この数字は毎年約4000本の木を守ることに繋がるのです。
タイルは段ボールで梱包されて出荷されるのですが、
FSCという森林を管理する団体が管理し、認可した木材の原料を使用しています。

画像提供:MIRAGE®

タイルは土を焼成して作られていますが、釜の中で焼かれるときに発生する熱を再利用してエネルギーも作っています。
こういったことが可能となる、ハイパフォーマンスな設備投資をした事が、
製造工程上70%の消費電力の削減につながっています。

画像提供:MIRAGE®

原料が採れる場所にも気を使っています。
原料の仕入れ先は、汚染物質が少ないエリア、または汚染物質の危険性のあるエリアから離れた場所を探して採掘している会社と取引をしています。

画像提供:MIRAGE®

MIRAGE®は、最も明確な環境配慮をするためには一人一人がどのような行動をとるか、消費者の行動にかかっている。
という強いメッセージを#IAMREADYというハッシュタグで打ち出しています。

こういった取り組みはMIRAGE®だけでなく、多くの大手イタリアタイルメーカーで既に着手されています。


それではここからは、BAINCOUTUREのおすすめのMIRAGE®のタイルをいくつかご紹介します。

画像提供:リビエラ 株式会社
ネーム

落ち着いた雰囲気のある石目模様のタイルです。
浴室で使う床タイルは粗目になりがちですが、こちらのタイルは表面のざらつきを感じさせずにしっかりとしたグリップ感のあるタイルです。

画像提供:リビエラ 株式会社
ジュエルズ

流行のダイナミックな柄の大理石柄がリアルに表現されたタイルです。
他にブラウンやブラックなどの色味も豊富です。

画像提供:リビエラ 株式会社
レミー

メタル調で金属の錆柄が表現されたタイルです。インダストリアルな無骨さがありながら
洗練された都会的な雰囲気を併せ持った独特の存在感のあるタイルです。

BAINCOUTUREではこういった環境配慮のされた部材を使うことだけでなく、
今後はさらに踏み込んで製造方法の見直しなど、環境配慮についても検討をしていきます。


MIRAGE®
掲載協力

リビエラ 株式会社
https://riviera.jp/


MIRAGE®
掲載協力
MIRAGE®
https://www.mirage.it/en/
Writer:Sato Kana
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